シンガポール人2人がジャカルタでMDMA58kgの密売容疑で起訴

2024/06/14

ジョホールバル：シンガポール人男性2人が、イスカンダル・プテリで58.6kgのMDMAを密売したとして、当地の治安判事裁判所で起訴された。

49歳のタン・シャオウェイと36歳のイー・チョン・キアットは、水曜日（6月12日）、R・サリーニ判事の前で中国語で起訴内容が読み上げられた後、うなずいて認めただけだった。
タン氏はさらに、配布で4件、所持で2件の罪で起訴され、イー氏は配布と所持でそれぞれ1件ずつ起訴された。
どちらの被告からも答弁は記録されなかった。
起訴状によると、容疑者は5月29日午後10時30分、イスカンダル・プテリのタマン・ホライゾン・ヒルズ、ジャラン・アンジュン8/1で58.6kgのMDMAを密売した疑いがある。
個々の容疑では、タン容疑者はMDMAを1kg、11kg、460g、メタンフェタミンを660g流通させ、ケタミン510gとニメタゼパム170gを所持していたとされている。
犯行は5月29日午後6時35分、タマン・ペリンダストリアン・プレントン、ムティアラ通り7番地、メナラAのレジデンシ・ペルマイで行われたとされる。

一方、イー容疑者は5月29日午後3時40分頃、タマン・モレックのペルシアラン・ブミ・ヒジャウにあるパンサプリ・モレックで、MDMA 74グラムを流通させ、ケタミン26.4グラムを所持していたとされている。
1952年危険薬物法第39B条(1)(a)項に基づき密売罪で起訴され、同法第39B条(2)項に基づき処罰される流通罪は、有罪判決を受けた場合、死刑または15回以上のむち打ちを伴う終身刑が科せられる。
所持罪は、同法第12条(2)に基づいて規定され、第12条(3)に基づいて処罰されるもので、有罪となった場合、最長5年の懲役刑、または最高RM100,000の罰金、あるいはその両方が科せられる。

DPPのヌール・アミーラ・アラウディーン氏が検察側を務め、ヌール・アフィカ・ハンバル氏が被告側の弁護を務めた。
人身売買の容疑は保釈不可能な性質のものであったため、保釈は認められなかった。
裁判所は、化学者の報告書が提出されるまでの次回の審理を8月14日に設定した。
警察は6月1日、一連の捜査で外国人12人と地元民2人を逮捕し、1160万リンギット相当の麻薬198.5キロを押収し、国際麻薬組織を壊滅させたと発表した。

ブキット・アマン麻薬犯罪捜査局（NCID）局長ダトック・カウ・コック・チン氏は、逮捕者の中に麻薬組織の首謀者である49歳の外国人男性が含まれていると述べた。
「我々は地元男性2人、外国人男性6人、外国人女性6人を含む14人を逮捕した。年齢は全員22歳から52歳だ」とコー警部は述べた。
「これらの容疑者は、エクスタシーの粉末や錠剤、シャブ、ケタミン、エリミン5錠剤、MDMA、薬物加工用の原料化学物質など、さまざまな種類の薬物の加工と流通に関与していると考えられている」と彼は述べた。