金曜日、ブエノスアイレスで旅客列車が整備列車に衝突し、アルゼンチンの首都で60人近くが病院に搬送され、うち2人が頭部負傷の重体となったと当局者が発表した。
事故はパレルモ郊外で午前10時半(日本時間13時30分)ごろ発生し、7両編成の旅客列車が鉄道橋の線路上で保守用列車と衝突した。
国営トレネス・アルヘンティノス(TA)鉄道会社は声明で「機関車と最初の客車が脱線した」と発表した。
緊急事態当局は、事故後に30人が病院に運ばれたと報告したが、市の保健当局はその日の終わりにその数字を57人に更新した。
救急隊員アルベルト・クレセンティ氏によると、重傷を負った被害者2人は頭部外傷を負い、ヘリコプターで病院に空輸された。
他の犠牲者の大多数は金曜夜までに退院したと同氏は付け加えた。
ニュース真には、電車の車両の一端が引き裂かれ、鉄道橋の金属欄干に向かって傾いている様子が映っていた。客車なのか保守列車なのかは不明。
衝撃は「非常に強かった」と最後尾の車両に乗っていた乗客はTNニュースチャンネルに語った。 「1人がドアに叩きつけられ、多くの人が地面に投げ出されました。」
「私たちが生きているのは奇跡だ」と別の乗客が窓から身を乗り出して叫び、事故現場を撮影している映像が複数の局で放送された。
フランコ・モゲッタ運輸大臣は、信号システムに何か問題があったのかどうかなど、何が起こったのかについて「複数の仮説」があると述べた。
同氏は、前年比インフレ率がほぼ290パーセントに達し、人口の42パーセントが貧困の中で暮らしているこの国で、銅ケーブルやその他の金属で作られたケーブルの盗難が急増する中、「ケーブル盗難」の苦情について言及した。
鉄道運転士組合の指導者オマル・マトゥラーノ氏は、ハビエル・ミレイ大統領の予算削減政権下でのトレネス・アルヘンティノスの「融資解除」を非難した。
「信号ケーブルの盗難が発生しています。 10日前から修理をお願いしていますが、信号機や電車の部品がありません。予算がないと言われています。」
BREAKING: Two trains collide in Argentine capital Buenos Aires, at least 30 injured: officials https://t.co/TTfr510Inspic.twitter.com/n9NupkDwjK
— Insider Paper (@TheInsiderPaper) May 10, 2024
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